下田園の品種別特徴 中手豊と半立
二種類の豆 半立と中手豊
現在、主に出回っている落花生の品種は中手豊(ナカテユタカ)と半立(ハンダチ)です。
中手豊の魅力
中手豊の魅力は強くこうばしい香り。これは落花生の中で一番です。
実は、香りは味以上に美味しさの重要な要素です。
またテレビやネットの画像では香りは伝わりません。ですからぜひ一度実食していただきたいのです。
もちろん甘味、うま味も充分以上。
このバランスの良さこそ落花生本来の味わい。豆の本味です。
スッキリ系カラ付きは60年間ベストセラー
半立の本当の美味しさは、むき身でこそ
反面、半立は濃厚さが魅力です。
そしてカラが着いたままよりも、むしろうす皮の状態で煎ったほうが脂臭さが飛んで、うま味がより強く出ます。
噛み続けると濃厚なミルクのようなうま味が沁みだします。
これはうす皮つきの状態で煎った半立だからこその味わいです。
むき実で煎るからこその旨味
当店自慢の組み合わせ
当店では主にカラつきは中手豊、半立はうす皮付きをおススメしています。
多くのお店では、数がよく売れるカラ付きには価格の高い半立をすすめて、うす皮には中手豊を使うの場合が多いようです。
当店はそこが逆になっていて、ここが他にない「ウリ」なのです。
半立が高い理由
そもそも半立が高いのは何故でしょうか。
価格が高いために、つい高級で一番美味しいと考えがちです。
実は半立は畑で取れるひと株に付いてくる豆の量が少ないので、同じ大きさの畑でも採れる量が少ないのです。それゆえに割高なのです。
ブランドが全てではありません
どうぞブランド品種にまどわされず、
試食の上、自分の舌で確かめてからお買い求めください。